アメリカ発の金融危機はもはや底が見えないほどに拡大し、単なる不況というより「世界恐慌」であるという見方さえ出ている。新自由主義がこれで終焉するという期待は別として、現実問題として恐慌となれば、またしても貧しいもの、弱いものほどダメージを受けるのは歴史が示す通りで、これまでただでさえ痛めつけられてきたのに、ますます生存権を脅かされると思うと、本当に憂鬱である。
今からあらかじめ指摘しておくと、今後「世界同時不況だから」とか「世界恐慌だから」という口実で、庶民の負担増や景気対策に名を借りた金持ち優遇策が顕在化するだろうし、労働条件の引き下げや労働者の首切りもどんどん正当化される恐れがある。「世界恐慌でみんなが苦しいのだから君も我慢しろ」という論法である。「経済危機なので挙国一致内閣に」なんてことも浮上するかもしれない(1930年代の欧州諸国や日本のように)。 「世界恐慌だから我慢しろ」論法に注意すべし。あくまでも国家には「生きさせろ」と生存権の保障を要求し、巨大企業には資本家こそ血を流せと反撃することが肝要である。
by mahounofuefuki
| 2008-10-11 20:20
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