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「反貧困たすけあいネットワーク」結成

 以前、当ブログでも紹介した「反貧困たすけあいネットワーク」が12月22日に結成総会を行う。
 以下、反貧困たすけあいネットワーク:12/22 結成総会を開催しますより。
12月22日(土)、「反貧困たすけあいネットワーク」結成総会を開催します。団体の目的や運営体制、「たすけあい制度」についての説明、会員やサポーターの募集告知など。会員のみなさんはもちろん、メディア関係者や貧困問題に関心をお持ちの方々まで、奮ってご参加ください。
【とき】12月22日(土) 10:30より
【ところ】東京都豊島区南大塚2-33-10 東京労働会館 地下ホール
JR大塚駅5分、地下鉄丸の内線新大塚駅7分
Tel 03-5395-5359 Fax 03-5395-5139(首都圏青年ユニオン)
 「反貧困たすけあいネットワーク」について、同ブログでは次のように説明している。
誰も守らないなら、自分たちで守る!
「反貧困たすけあいネットワーク」は、首都圏青年ユニオンと自立生活サポートセンター・もやいの共同企画。病気で1日1000円、最大で10日分10000円が保証される「休業たすけあい金」と、生活に困ったときに10000円の救援が受けられる「生活たすけあい金」のふたつの「たすけあい制度」を備えたネットワークの誕生です。そして、会員のみなさんと情報を共有するための「メールマガジン」も発行します。 エキスパートによる労働・生活相談、イベントや“居場所”作りの話題、健康や趣味の話から会員の方々のメッセージまで、 「しごと」と「くらし」に役立つ情報をお届けしていきます。
 入会案内と入会申込書は以下のPDFファイルを参照。
 たすけあいネット入会案内*PDF
 たすけあいネット申込書*PDF

 詳細は入会案内を参照してほしいが、上記のように、月会費は300円からで、6か月以上の加入で、病気時に1日1000円の給付を、生活困窮時に1万円の無利子貸付を受けられる。給付や貸付にあたっては面談があるが、病気の場合、国民健康保険証を取り上げられていても構わない。2008年からはメルマガも発行する。

 「反貧困たすけあいネットワーク」が、何の保障もない「ワーキングプア」にとっての最低限の社会保障として機能することを望みたいが、本来こうした社会保障は政府がやる仕事である。しかし、この国は来るはずもない弾道ミサイルを撃ち落とす実験(しかも実戦では相手ミサイルには届かない)には、1回あたり100億ものカネをつぎ込んでも、貧困の解消にはまったくカネを使わない。「誰も守らないなら、自分たちで守る」という言葉はあまりにも痛切に響く。
 この試みが、この国の歪んだ財政と崩壊した社会保障を是正するきっかけになってほしい。

【関連リンク】
反貧困たすけあいネットワーク
首都圏青年ユニオン
特定非営利活動法人 自立生活サポートセンター もやい
「ご飯を食べながら、寝たこともある」──過重労働の報告も 反貧困たすけあいネットワーク発足イベント-OhmyNews
by mahounofuefuki | 2007-12-20 12:43


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