厚生労働省が、日雇い派遣労働者に失業保険を適用する方針を固めた。
実際の仕事内容は同じでも、「派遣」であるために、失業保険の給付を受けることができなかった不公平を是正する措置で、何もないよりはましになった。 しかし、そもそも日雇い派遣(これも例の如く企業側は本質を誤魔化すために「スポット派遣」などと呼称しているが)という雇用形態が、常態化しているのを、このまま座視するのか、という問題には相変わらず無頓着である。 「構造改革」のもとで労働者派遣法を「緩和」した結果、多くの業種で日雇い派遣が可能になった。毎日異なる職場、単純労働、低賃金、不安定・・・・・労働者の生活など微塵も考えていない「トンデモ法」になってしまった。 連合の高木剛会長は、13日の記者会見で、日雇い派遣を含む登録型の派遣労働を禁止するよう主張したが、単に禁止してしまえば、登録型派遣で暮らす労働者は職を失うだけである。 連合加盟の労働組合自体がワークシェアリングを主導するなど、非正規労働者との連帯を本気で模索しなければ、正規・非正規間の溝は深まるばかりだ。 失業保険といっても、日雇い労働者に対する給付は「アブレ手当」で、とても生活できる額ではない。日雇い労働とは、ある意味毎日失業を繰り返しているわけだから、本当に辛い。 一方で、こんなニュースがある。 グッドウィルが、折口雅博会長愛用の36億円のジェット機を売却したという。 派遣労働者から給与をピンはねしながら、オーナーの「戦闘機ごっこ」なんかに無駄遣いをしていたのだ。 36億円というと、年金の着服額の比ではない。 公務員の「ネコババ」には激怒する人は、経営者の「ネコババ」のはなぜ怒らないのだろう?
by mahounofuefuki
| 2007-09-14 21:51
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