参院選大勝のリバウンドか、民主党議員のスキャンダルが相次いで報道されている。
「政治とカネ」で守勢に立たされた自民党が、反撃に出たというところか。 大衆の眼目を集めるのにセックス・スキャンダルほど恰好の材料はない。そのダメージの大きさは、自民党の山崎拓衆院議員で実証済みだ。いわば「脇の甘い」人間を、知名度やイメージだけで擁立した民主党の失態は嗤うしかないが、同時にそんな政治の本質とは関係ない話題に踊らされる人々も滑稽だ。世の中にはもっと重大で、切実な問題が山ほどある。 (そういう私もこうして記事にしているのだから、他人を笑えない。) この記事でも、横峯良郎議員の問題と姫井由美子議員の問題が並列されているが、よく考えると両者には決定的な違いがある。 横峯氏の場合、「賭けゴルフ」という明白な違法行為が疑われている。これは議員である以前に、社会人として問題であり、はっきりと真相を究明してもらいたい。 一方、姫井氏の場合、「不倫」自体は彼女の夫が告訴でもしない限り、別段公の問題ではない。私は個人的には、「不倫」も「浮気」も全然かまわないと思っている。「不倫」という言葉自体、「姦通」の代替用語であり、「姦通罪」は家父長制時代の過去の遺物だ。近代の「家」制度に縛られて、「不倫」を非難するのは、厳に慎みたい。 何よりも不快なのは、長期的には与野党間の(といっても自民党と民主党だけだが)スキャンダル暴露合戦の様相を呈していることだ。 戦前の政党政治が、政党間の汚職暴露合戦の末に崩壊し、軍部の台頭を許してしまった歴史を忘れてはならない。 あくまで次期国会では、政策で勝負してもらいたいものだ。
by mahounofuefuki
| 2007-08-30 21:32
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