マイケル・ムーア「ウォール街の危機を救う方法」を全面支持します

 もうあちこちで転載されているようなので、いまさらかもしれないが、映画監督のマイケル・ムーア氏が「ウォール街の危機を救う方法」という書簡を公表している。

 ウォール街の危機を救う方法 ― マイケル・ムーアの手紙 - 薔薇、または陽だまりの猫
 http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/62766010f2311eff6f9a760fbd325eba

 先にアメリカ議会で一度は金融安定化法案が否決された時、議員の選挙事情のエゴだとか、公的資金投入しか方法はないとか、恐慌になったらどうするんだとか、いろいろ批判があったわけだが、「金持ちのマネーゲームのツケを何で社会全体で負担しなければならないんだ!」というアメリカ民衆の怒りはもっともだと私は思っていた。

 ムーア氏の主張はラディカルで非現実的に見えるかもしれないが、これを「ラディカル」「非現実的」という「ものさし」自体、グローバリズムに毒されて思考停止に陥っているとあえて言おう。累進課税と公的給付による再分配効果が極限まで低下した社会の歪みがここにある。金持ち増税、規制強化、犯罪的資本家の刑事訴追、役員報酬の制限、公的金融の回復・・・すべて今の日本社会でも必要なものばかりだ。ムーア提案に全幅の共感を表したい。
[PR]
by mahounofuefuki | 2008-10-07 00:00


<< 都知事と台東区長は五十歩百歩 大衆の「願望」が政治家の「虚像... >>