共産党の民主党批判について

 前のエントリでも触れたが、先週末に口腔外科系の持病が悪化して以来、痛みもさることながら、やたら副作用の強い内服薬を服用させられたりして、肉体的に辛い日々が続いている。そのせいでブログの更新もままならず(きちんとしたエントリを上げる余裕がない)、しかもそういう時に限って粘着質な批判が来てその対応に追われてしまい、何もかも不如意な状態である。

 そんな中、いつもご贔屓をいただいている「BLOG BLUES」「+++PPFV BLOG+++」「大脇道場」から相次いで共産党の民主党批判に関するエントリのTBをいただいた。このうち「大脇道場」は前二者の記事を受けて「私にも『何か言え』ということだろうか」と述べておられたが、実は私も全く同じ感想を持った(笑)。民主党問題については、以前「民主党の新自由主義への親和性に目を瞑る者は財界とアメリカの走狗」という記事で言いたいことを言って主観的にはすっきりしたのだが、よそのコメント欄でこの記事が誤読されていたので、追加説明が必要とは考えていた。今回はその好機なのだが、前述のようにあいにく健康がそれを許してくれない。

 今回は1点だけ、この話題が再浮上したきっかけであろう、先日行われた共産党の第6回中央委員会総会における志位和夫委員長の幹部会報告について。マスメディアの報道は民主党批判の部分だけを強調し、「BLOG BLUES」も「共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ」と志位報告を批判していたが、「赤旗」に出た報告骨子によれば、まず「自公政権に正面から対決するとともに、政治の中身の変革を大いに語ろう」とあり、それに続いて「民主党の政治的立場への批判も日本改革の方針を太く語ることと一体で」とあり、両者間には微妙な違い(共産党の「文法」ではこういう微妙さが意外と重要である)があって、あくまでも本筋は「共産VS自公」という方向を目指すと読み取れる。むしろそれをマスメディアが曲解したことの意味を考えるべきだろう。

 ちなみに次期衆院選に対する私の見解は、前々から言っているように、新自由主義路線転換へのプレッシャーを自民・民主・公明各党や財界・官界(ついでにアメリカ政府)に与えるために共産党を躍進させることが必要である、ということに尽きる。合法的に支配層を動揺させるにはそれが最も確実な方法である。この主張のために「自民党の走狗」呼ばわりされる言われはない。

【関連記事】
民主党の新自由主義への親和性に目を瞑る者は財界とアメリカの走狗

【関連リンク】
日本共産党第6回中央委員会総会開く/響きあう 情勢と綱領路線/「政治の中身の変革」語ろう/総選挙で勝てる強大な党を/志位委員長が幹部会報告 – しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2008-07-12/2008071201_01_0.html
BLOG BLUES:共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ
http://blogblues.exblog.jp/7310111
+++PPFV BLOG+++:自民党と民主党の対抗軸は「政権交代」
http://ppfvblog.seesaa.net/article/103017337.html
大脇道場NO.527「共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ」・・・世間的にそうなってないからこそ!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-583.html
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by mahounofuefuki | 2008-07-17 18:51


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