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「自分の職場に橋下のような上司が来たら嫌だ」が正解

 大阪府の橋下徹知事が府庁の朝礼で職員批判を行ったところ、30歳の女性職員が猛反論したことが話題になっている。
 知事は朝令を「僕は9時からやりたいと言ったが『(準備で)9時より前に働くと超過勤務になります』と(言われた)。普通は始業の20~30分前に来て準備してから仕事するんじゃないですか?」「きょうの幹部会で『始業から終業まで私語、たばこ休憩は一切なし』と言おうと思ってる。吸った時間は減額ですよ」と放言したという(スポーツ報知 2008/03/14 06:01)。

 この放言に対して職員は「みんなどれだけサービス残業してると思いますか」と反論し、職員いじめを続ける知事を批判したわけだが、やはりというか「世間」は橋下の味方で彼女はバッシングに遭っているようだ。
 橋下信者はそんなにタダ働きが好きなのだろうか。私語も休憩もない奴隷労働がそんなに好きなのだろうか。公務員の労働待遇が下がれば、今度は「公務員でさえ努力している」という口実で民間の労働待遇もどんどん引き下げられることがわからないのか。労働条件を悪化させようとする者を支持するのは自分の首を絞める行為だとなぜ気づかないのか?
 自分の職場に橋下のような上司が来たらどうなるか想像してみて欲しい。誰もが「あんな上司嫌だ」と思うはずだ。

 もう1点。橋下がヒステリックにキレると喝采を送るのに、橋下を批判する者がキレるとバッシングするのはどう考えても矛盾だ。府議会でも論理性も誠実さも全くないバカ丸出しの答弁を続けているが、いまだにこの国の大衆の多くはああいう粗暴な輩を好む。粗暴な犯罪者を嫌うのに、粗暴なタレントを好む。自分の首を絞めるのはよほど自尊心がないのか。
 まあこう言っても信者は最後まで橋下についていくのだろう。「バカは死なないと治らない」は真理かも。


《追記》

 J-CASTニュース(2008/03/14 19:16)によると、この問題で府庁に女性職員を非難する意見が400件も寄せられたらしい。
 「民間ならサービス残業なんて当たり前や」という意見は、権利に無自覚な奴隷根性丸出しである。自分が経営者と闘う勇気も労基署に訴える勇気もないのを公務員を攻撃することで憂さ晴らしするのは、人間として恥ずべき愚行だ。「サービス残業」=残業代不払いはれっきとした労基法違反だということがわからないのか。「世間では殺人なんて当たり前だ」と言っているのと同じだ。
 橋下の腰巾着J-CASTらしく、記事には「橋下知事を『あんた』呼ばわり」というタイトルを付しているが、女性職員は「あんた」とは一言も言っていない。「あなた」と言っている。「あなた」=「貴方」は敬語である。この呼び名のどこが問題なのか。
 メディアの偏向報道に断固抗議する。
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by mahounofuefuki | 2008-03-14 11:23


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