トヨタ過労死訴訟で労災確定

 今月に入ってから当ブログの「検索ワード」第1位は断トツで「トヨタ過労死」である。
 といっても私の当該記事は新聞記事を紹介しただけのたいした内容ではないので恐縮なのだが、リンクした記事やトラックバックをいただいた記事はとても優秀なので、そうした記事への入口となれば幸いである。
 この問題を1度しか書いていない当ブログに「トヨタ過労死」で来る人が多いということは、それだけ過労に対する関心が高いということだろう。

 そのトヨタの過労死に労災が認定されなかった訴訟は、トヨタが業務と認めていない時間外活動を業務と断じる判決が出され、原告が勝訴したが、昨日(12月14日)、被告の国が控訴を断念したために判決が確定した。まずは良かったと言えよう。
 タダ働きはトヨタだけの問題ではない。これを機に「サービス残業」を実効的に規制することを望む。

 ただ、過労死に関していつも思うのは、死んでからでは遅いということだ。現在進行形で過労に苦しむ労働者を実質的に助けられる手立てがなければ、どうにもならない。死んでから遺族にはした金を支払って解決ということが続くのは辛い(この問題は下記の関連記事を参照してほしい)。

 過労は今や現代社会の最大の問題である。何で政治課題にならないのだろう?

【関連記事】
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【関連リンク】
全トヨタ労働組合(ATU)
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by mahounofuefuki | 2007-12-15 12:15


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