「ほっ」と。キャンペーン

悪の秘密結社?

以下、産経新聞 (2007/10/25 02:56)の記事より。
 世界最大の投資ファンド、米ブラックストーン・グループが日本に初進出することが24日、明らかになった。東京・丸の内のAIGビルに日本法人の株式会社「ブラックストーン・グループ・ジャパン」を近く設立、11月正式発表する。同グループは中国政府が出資するファンドで知られるが、米ニューヨーク証券取引所に上場し、自社株を対価に日本企業を買収する「三角合併」も可能だ。巨額の資金を動かせる最大手ファンドの上陸で、日本のM&A(企業の合併・買収)市場はますます活発化しそうだ。

 ブラックストーン・グループがこの時期に日本法人を設立して本格的に上陸するのは、低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題で世界の金融市場に動揺が収まらない中で、日本では優良資産を多く抱える企業の事業再生や、産業界で買収など大型再編がこれから本格化すると判断したため。投資案件を開拓し、グループが運営するファンドに助言を行って収益拡大を図るねらいとみられる。

 手始めに、国内のホテルなど不動産投資を手がけ、その後は企業買収に関与する見通しだ。
(中略)
 世界規模で運用資産額787億ドル(約9兆円)を誇るブラックストーンは、1985(昭和60)年に設立。米大手ホテルチェーンのヒルトン・ホテルズを約260億ドル(約3兆円)で買収したほか、中国政府の外貨準備を運用する国策投資会社から30億ドル(約3400億円)の出資を受けたことでも知られる。

 カーライル・グループ、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に加え、世界ファンド御三家がこれで日本に出そろう。日本企業も攻めのM&Aや業界再編に伴う構造改革を進めるため、世界の情報に通じた大手ファンドを活用する場面も出てきそうだ。
またまた「ハゲタカ」が日本上陸である。
こういう投資ファンドは企業を「商品」としか考えていないので、経営権を握るとコストカットを要求し、大幅なリストラを進める。それできちんと長期的に企業経営を続けるのならともかく、たいていは株式が上昇して、ある程度利ざやを稼ぐとすぐに経営権を売ってしまう。まさに「土地転がし」ならぬ「企業転がし」で、株式投資家にとっては詐欺みたいに「おいしい」が、労働者にとってはたまったものではない。

それにしてもファンドの名前が「ブラックストーン」とは恐れいった。まるで「悪の秘密結社」(笑)みたいなネーミングである。消費税を上げる前に、こんな連中にもっと応分の課税をしてもらいたいものだ。
[PR]
by mahounofuefuki | 2007-10-25 20:17


<< 「カルト学者」が埼玉県教育委員長に 教科書検定に関する石井郁子議員の質問 >>