『知恵蔵』休刊

部数減で休刊や大幅衣替え 知恵蔵とイミダス(47NEWS)

『知恵蔵』がついに休刊し、『イミダス』も衣替えになるという。
インターネットの普及で、消えるのは時間の問題と思ってはいたが、いざ本当に消えるとなると寂しい。私が学生だった頃は、『イミダス』『知恵蔵』に『現代用語の基礎知識』を加えた3点セットは、ある意味必携アイテムだったからだ。特に流行に疎い私には、最新のトレンドを知る上で重宝したものだ。社会科学関係の用語を調べるのにもよく使った。

ネットは確かに便利である。一瞬で検索できる利便性に慣れてしまうと、分厚い本をページを捲って調べる労がばかばかしくなる。
しかし、ネットは便利ではあるが、誰でも情報を発信できるだけに、受け手には膨大な情報を選別する能力が問われる。ウソや捏造も多い。
ウィキペディアで、自分の専攻分野の項目を読んで、たまげたことがある。あまりにも初歩的なミスや思い込みが多く、専門家なら絶対に書かないような内容だったからだ。
故に私は今も、特に学術関係で調べものがある時は、図書館へ出向き、専門の事典や研究書にあたることにしているが、何も知らず誤った情報を信じている人がいると考えると、背筋が凍る思いだ。

これを機に、いまいちど出版文化とネット文化の両立について、考える時ではないだろうか?
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by mahounofuefuki | 2007-08-31 17:15


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